インプラントは健康保険適用外なんじゃが、国税庁の定めた医療費控除は申請することはできるんじゃ。控除額は所得によって決めらるから、所得によっては3割~5割近く返ってくる場合もあるんじゃ。
自分自身や家族が病気になり、医療費を支払った場合は、支払った医療費のうち一定の金額の所得控除を受けることができます。これを医療費控除と呼びます。インプラントもこれの対象となります。
医療費控除の対象となる金額は以下の計算式で求められます。
実際に支払った医療費 - (保険などの給付金(※1) +10万円(※2))
※1 - 医療保険、生命保険などで支給される給付金
※2 - 所得税が200万円未満の場合は、その5%の金額
控除を受けるには、医療費控除に関する事項を記載した確定申告書を提出しなければいけません。その際、医療費の支出を証明する書類(領収書など)は、確定申告書に添付するか、提示してください。また、給与所得がある場合は、源泉徴収票の原本も必要です。
ご夫婦共働きの場合、所得税率が高い方(所得の多い方)が控除の手続きをした方が控除額が大きくなります。所得税率が同じ場合、どちらか一方の所得が200万円未満であれば、その人が控除の手続きをした方が得になります。